平成18年10月号

衛生管理徹底を 理容の結核感染で
厚労省が通知
 厚労省では、8月31日付け健康局生活衛生課長名をもって、「理容所・美容所における衛生管理の徹底について」を、各都道府県衛生主管部長に通知しました。
 これは最近、徳島県の理容店で働く理容師が結核を発病し、同僚理容師十数人に感染していた事例が発生したため。
 この件について県から9月5日、保健福祉部生活衛生課長名で、KBKに通知がありました。厚労省の通知(要旨)は次のとおり。
 「理容所・美容所における衛生管理の徹底について
 今般、徳島県内の理容店で働く理容師が肺結核を発病し、同僚理容師十数人にも結核菌が感染していた事例が発生したところであり、これについで徳島県では、理容所・美容所の開設者に対し衛生管理の徹底に係る通知を発出するとともに、当該理容師が勤務していた理容所を利用したことのある顧客を対象に、無料の結核検診を行うなど所要の措置を講じているところである。
 理容業・美容業は、不特定多数の者の身体の安全及び衛生に直接関わる営業であり、その衛生水準の維持・向上を確保することは必要不可欠であることから、上記のような事例を防止するため、都道府県(政令市及び特別区を含む)においては、理容所・美容所における衛生管理の徹底の周知を図るほか、その地域における結核の発生状況を勘案して特に必要があると判断した場合には、関係団体の意見を踏まえた上で関係条例を制定し、理容師・美容師に対する結核に係る検診を行うことも可能である(以下略)」
 なお、県ではこの件に関し「関係条例改正の予定はない」としています。
通信1期生卒業 71名が晴れて証書

 KBKビューティーカレッジの第1回03期通信課程卒業式が9月26日、KBKビューティーセンターにおいて挙行されました。
 新井政太郎教頭の開式のことばのあと、卒業生71名が1人ずつ壇上に上がり、近賀一明校長から卒業証書を授与されました。
 近賀校長が「周囲の空気を読め」と式辞、ついで白井操子KBK理事長、真壁正人カレッジ理事長が挨拶。
 04・05期を代表して工藤真央さんが在校生送辞を、佐々木裕仁さんが卒業生答辞をのべました。このあと全員で「仰げば尊し」を合唱、渡辺武利技術主任の閉会の辞で幕となりました。

美連で加入 促進パンフ

さきに実施された第14回美容師国家試験の結果が、このほど(財)理容美容研修センターから発表されました。
 全国平均の合格率は41・3%で、近年の最低を記録。今回の主な受験者は通信課程生です。
 こうした中、KBKビューティーカレッジは合格率57・1%(新卒者は58・0%)で、全国平均を大きく上回りました。
 これは全国268校中、ベストテン(受験者50人以上)に入る成績です。

高校生が体験入学 これまで105人参加
 KBKビューティーカレッジの第12回体験入学が9月16日、同カレッジにおいて開催されました。今回の参加高校生は19名(父兄3名)。
 挨拶のあとの学校説明では、(1)イメージ映像によるカレッジ紹介(2)年間スケジュールと授業・ゼミについて(3)スライド写真によるイベント紹介(4)施設案内を行いました。
 次いで6階の実習室に移り、在校生15名の指導によるワインディング体験実習。参加の高校生たちはそれぞれロッド巻きに挑戦していました。
 近賀校長の挨拶、募集要項説明を終え、在校生もまじえて懇談会を催し、参加者の質疑に丁寧に答えました。
 なお、今年は今回までですでに105名の体験入学生を数えています。
美容景況は 今期改善
金融公庫調査
 国民生活金融公庫は平成18年4〜6月期の生活衛生関係営業の景気動向調査結果を発表しました。美容では419企業を調査。
 それによると今期は、いぜんとしてマイナス圏内ながら売上、採算、業況、利用客数、客単価の各D1が上昇。来期も大幅改善されると見通しています。
 「D1」とは、「よい」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を差し引いたもの。

[カレッジニュース]
4ゼミ発表会開く クラス対抗ワインディングも

 9月2日、9階ホールにおいて恒例ゼミ発表会を行いました。
 着付けブライダル、トップアーティスト、クリエーター、メイク各ゼミの2年生が日頃の訓練の成果を発揮。モデルには1年生も参加し、体験入学のため来校した高校生たちにも好評でした。
 今年は例年より進行もスムーズで、素晴らしいゼミ発表会となりました。1年生もこの発表会で刺激を受け、来年1月に行われる自分たちのゼミ発表会では、いままで勉強した成果をみせてくれると思います。
 また、9月8日には学校全体で、クラス対抗ワインディング大会も催しました。シリウス、ヴェガの2年生、リゲル、カノープスの1年生、計4クラスが参加。
 競技時間は2年生20分、一年生は40分。審査には実習の先生に加え、先の県大会予選で上位の15名も加わりました。結果、シリウスが僅差で優勝し2連覇を達成。ヴェガは準優勝で2年生の面目を保ちました。
 この大会で学生全体の意識と技術の向上を高めることができたように思われます。

[アカデミーニュース]
「エメラルド倶楽部」がスタート!
まずまとめ髪実習 渡邊はるみ
 9月12日午前10時、KBKビューティーセンター9階ホールで、第1部「まとめ髪の技術講習」がスタート。
 秋の夜は気温の下降が大きく、きらきら輝く露の季節。その美しさは宝石にもたとえられるほどです。新しい人たちの出会いの場、エメラルド倶楽部発足にふさわしい時期の講習になりました。
 30名の定員に49名の申し込み(受講者は47名)でうれしいやら、満足していただけるかといった心配やら。
 逆毛をあまり立てない現代風のアップ。計算しつくしたデザインがあればこそのスタイル2点。佐々木淑子先生が技術展示と図解をしたあと、皆さんが実習しました。元世界チャンピオン、トレーナーとしての実績はオーラとなって全員を包み込んでいる感じ。
 テクニックは見て盗むものと教えられた私たち世代のあの頃とあの時が逆戻りしたような空間。先生と受講者の「あ・うん」の呼吸のぴったり感はハーモニーを奏でているようでした。
 そのせいか、皆さんはつくる喜びに顔がイキイキ、ピカピカ輝いていて、あっという間の3時間でした。
 第2部は中華街の翠華へ移動して、お楽しみの食事会。「自分を語る」罰ゲームもある円陣を組んでのコミュニケーションゲームもはじまりました。違った才能を持った人など一人ひとりに関心が広がる時間でした。
 佐々木校長は、今の時代は「頭のてっぺんから足の先までお金になる」美容の仕事のすばらしさ、美しく生きる意義、美容師の仕事について情熱を込めて語り志気を高めました。また白井操子KBK理事長は高齢化社会への夢を語ってくれました。
 ちなみに、ある本に講習日の9月12日の「今日の言葉」に、美人を表現するコトバとして「手弱女(たおやめ)」があると出ていました。やさしくてしなやかな女性のことだそうです。いかにも弱々しそうに感じますが、「たおやか」とは「撓む(たわむ)」ようにしなやかなことで、竹が柔軟にしなって、また元に戻るさまのイメージです。本当の強さとは、たおやかな女性の柔軟さと粘り強さにあるのだとか。
 現代の流行語でいう「○○パワー」が、その象徴のようにも思えてきます。このパワー、心の輪を皆さんと一緒に広められたらどんなにか幸せでしょう。また、多くの方々との出会いを楽しみに…。(「エメラルド倶楽部」は40歳以上の組合員を対象にした勉強会です)


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